土木工事の実際の現場とそこで活躍する社員を紹介します。ご案内する現場は9つ。「道路建設(新設工事)の現場」「道道路修繕・改良工事の現場」「砂防堰堤(えんてい)の現場」「大型建造物建設の現場」さらに資材づくりのプラントとして「砕石プラントの仕事」「生コンプラントの仕事」「アスファルト合材プラントの仕事」「整備工場の仕事」「総務の仕事」を紹介します。多様で個性豊かな人財が登場します。
Location 1 道路建設(新設工事)の現場
Location 2 道路修繕・改良工事の現場
Location 3 砂防堰堤の現場
Location 4 大型建造物建設の現場
Location 5 砕石プラントの仕事
Location 6 生コンプラントの仕事
Location 7 アスファルト合材の仕事
Location 8 整備工場の仕事
Location 9 総務の仕事
道がない場所に、新しく道路を造る工事です。山を切り崩して、その土砂を現場に運んで土台、盛り土工事を行います。必要に応じて擁壁の取り壊しなども行います。そこから出た土砂やゴミは、適切に処理します。重機を用いて順に路床、路盤、基盤、表層を固めていきます。開通までには数ヶ月から数年を要します。
老朽化し損傷した道路や標識・ガードレール設備を更新します。舗装にはアスファルト・コンクリート、ブロックを用います。また、高齢者や障がいをお持ちの方が安全に通行できるよう、バリアフリー化を図ったり、道路の幅員を広げたり、車線を増やすなどして、交通事故の発生を抑止します。
「さぼうえんてい」とは、山間部の上流から流出する土砂を受け止め、貯まった土砂を下流に少しずつ流すことで流速を下げ、川底や河岸の侵食を抑制します。下流に大きな日被害をもたらす土石流が発生した際には、巨岩や流木が流れ出ることを食い止めます。また、両岸の山裾を固めることで斜面の崩落を防ぎます。
建設工事は、お施主様や設計事務所をはじめ近隣住民、さらには実際の工事においては多くの職方と円滑な関係を築き進めていきます。現場監督を担う施工管理技士は、現場調査、地盤調査、仮囲い、杭工事、掘削工事、地下・地上の躯体工事、外装・内装工事、外構工事、引き渡しまでの一連の流れを管理します。
関山プラントは本社から南に車で1時間ほどのところにあります。砕石とは山を発破で爆破、岩石を破砕機等で砕き、土木建築用資材に加工したもので、道路のアスファルト舗装の主原料やコンクリートの材料になります。ここで製造された砕石は、当社のアスファルト合材プラントや生コンプラントに納材されます。
生コンとは固まる前のコンクリートのことで、プラントで材料を正確に練り混ぜ、品質を一定似た持った状態で、ミキサー車で工事現場に運びます。コンクリートは用途のより様々な種類がありそれぞれの仕様に合わせて製造します。生コンの製造はコンピュータで管理し骨材や混和剤の混合度合いを自動で行います。品質管理上、現場試験、圧縮強度試験が必要になります。
アスファルト合材とは、粗骨材、細骨材、フィラーおよびアスファルトを所定の割合で混合した材料です。フィラーとはアスファルトの見かけの粘度を高め、かつ骨材として混合物の空隙を充てんするもので、石灰岩を粉末にした石粉が最も一般に用いられます。工事費が安く早く硬化することから道路舗装に広く使用されています。オペレーションはコンピューター制御で行います。
古口作業センターの整備工場には4人の整備士がいて、会社保有の約150台の一般車と約200台の重機の整備を行っています。現場に行って修理を行う場合もあります。オイル交換や消耗部品の交換から割れた箇所の修理、エンジン修理、溶接などすべてやります。
総務課には女子社員が6名所属しており、チームワーク良く、お互い助け合って仕事をしています。今年は社長の提案で女子社員だけの社員旅行が実施されました。全社あげてのバーベキュー大会やグループ企業のホテルで行われるビアガーデン、忘年会、新年会、新庄市のマラソン大会や真室川町で開催されるホワイトアスロンと、オフのイベントも盛んです。