生コンプラントの現場 Location
未経験でも歓迎です。 やる気のある若い人に これからの工場を託したいですね。

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施設管理者

太田 正幸

古口総合作業センター
生コン工場 試験製造課長
2005年入社

主に当社の工事現場で使用される生コンを生産しています。

私は高校を卒業して40年以上、生コン工場の現場にいます。以前は庄内の生コン工場に勤めていましたが、20年前にその工場が閉鎖になりまして、当時お付き合いのあった柿﨑工務所へ紹介を受けて転職しました。当工場では基本的に当社の土木工事現場で必要とされる生コンを製造していますが、近隣では橋やトンネル工事が多く、そのゼネコンさんからの依頼で外販も行っています。生産量は年間最大1万7千㎥で、生コン工場としてはスタンダードな規模です。生コンは砂や砂利などの骨材、セメント、水に混和剤を配合して製造しますが、現場や用途によってその種類が異なります。当社は国や県の公共工事が多く、たとえば橋の橋台や川の砂防ダムで用いられるコンクリートなどはJIS規格で圧縮強度やスランプと呼ばれる硬度が数値で定められています。当工場はJISの認証機関の検査をクリアしている認証工場ですが、その品質管理がとても重要です。

生コンプラントの現場

求められる生コンを納品するため、品質管理が重要です。

工場は古口総合作業センターの一角をなしているので、土木工事を受注した段階で現場代理人と打ち合わせをします。官公庁に提出する計画書には、コンクリートの種類、納品時期、量なども記しますので、その時点で生産計画に組み込まれます。後は工事状況の報告を受けながら最終的な生産、配送日を決めていきます。センターが道路を挟んだ向こうにあるので、密な連携が取れ、迅速な対応も可能です。生コンの生産は、種類、強度、硬度によって配合が異なりますが、オペレーターが種類に応じた設定値を入力すると自動的に計量器で材料が配合されミキサで練り混ぜられて、生コン車に積み込まれていきます。これらはすべてコンピュータ管理による自動生産システムになっていますが、オペレーターは目視検査をし、必要に応じて調整し、品質を維持しているのです。出荷にあたってはすべての製品検査を行い、納品先での受入れ検査も実施し、万全を期しています。

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未経験でも一から育っていける環境があります。

工場には新しいスタッフも入ってきていますが、次の世代のことを考えると今のうちから人材を育てていきたいと思っています。オペレーター業務や試験業務など一通り覚えるのには3年くらいかかるでしょうか。未経験でも最初は先輩が指導係としてつくので、一から仕事を覚えていけます。1年くらいで一人で現場に出るようになりますが、一人前になるまでは先輩がサポートしていきますから安心です。またコンクリート技士をはじめ資格取得は会社が全面的にバックアップします。工場はチームワーク良く働きやすい職場です。やる気のある人にきてもらって工場を託したいと思います。私は長くこの仕事に携わってきましたが、自分が出荷した生コンがどこで使われているかわかるわけです。地元の橋とかトンネルとかを通って、色具合とか美しさとかあるんですね。自分で施工はしていませんが、コンクリートの出来具合を見て「きれいに仕上がっているな」とか思いますね。地元に貢献している、そんな自負があります。

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