施工管理
姉﨑 凌
建築部
2010年入社
高校は土木科で学びました。就職にあたっては「新庄で土木といったら柿﨑」ですから、当社を志望しました。ただ入社後、建築部で人員を求めていることを知り自分から建築部への配属を希望しました。以来14年間ずっと建築一筋でやってきました。当初の4、5年は先輩についてさまざまな現場を経験し仕事を覚えました。じっくり育ててもらったという実感はあります。24歳で建築施工管理技士の資格を取得し、そのあたりから一人立ちした感じです。建築部の案件は住宅が多くて、そのほかに公共工事や民間の倉庫、事務所などを担当してきました。体制的には私が入社した当時に比べて3倍くらいに増えています。住宅に力を入れるようになり人員的にも強化されてきたように実感しています。
私としては住宅もそれ以外の建築物もそれぞれにやりがいはあります。住宅の場合はお施主さんと直接お話する機会もあり、打ち合わせなどでダイレクトに声が聞けるので自然と「満足していただける家を建てたい」という気持ちになります。引き渡しの際に、ご家族に喜んでいただいている様子を見るときが一番嬉しいですね。公共工事は施工中の検査も多く細部に気を遣いますが、最後の完成検査を無事に終えたときの達成感はひとしおです。また今担当している案件もそうですが、ずっと残っていくものであり、多くの人に利用されるものなのでそれだけやりがいも大きいです。
今担当しているのは2024年4月に開学される東北農林専門職大学(仮称)で、山形県立農林大学校に隣接するかたちで建設しています。「日本の農林業をリードする人材を育成する」ための先進的な教育機関となり、当社は教育・研究棟、畜舎棟、堆肥棟、外構の建設工事を請け負っています。私にとってこれまで扱ってきたなかでも比較的大規模な案件になります。ベテランの先輩が現場代理人で私は監理技術者ですが、実質的には私が現場を任されています。規模も大きいし、工期もなかなかタイトなので、役所との打ち合わせほかの業者さんとの折衝、協力会社の調整など間違いなくしっかり工事を進めていくことが求められます。プレッシャーはありますが、この案件を終えたらまた現場代理人として一皮むけるかな、と思っています。
建築部には昨年久しぶりに新入社員が配属されました。年齢が近いこともあって、後進の指導も私の役割の一つで、何か悩んでいたり相談ごとがあったりしたときの話し相手になれるよう、いつも気を配っています。今後も建築部に若い人がどんどん増えてほしいです。当社は、私が入社時に思っていたように地元での知名度も抜群で、実積に基づいた安定感も大きな魅力です。建築というと休みが取りにくいようなイメージがあるかも知れませんが、当社ではしっかり休めるし有給もとりやすい。私自身、家族と過ごす時間がもてることは何より私のエネルギーになります。地元で仕事をしていくうえでは、当社はとても良い選択になると思います。建築部で、お待ちしています。